田中は、「安全、安心な自然環境と快適な生活環境の創出、環境に優しいモノづくりを通じ自然と人の共生に努める」ことを経営理念として、長年にわたり本業である土木用不織布の製造・販売を通じてSDGsにあげられるような社会課題に対して多面的に貢献してまいりました。
ここではそうした田中の環境・社会への貢献をSDGsのゴールと紐づけてご紹介いたします。
ゴール11
ゴール13
近年、気候変動の影響で台風や大雨により各地で洪水など甚大な災害が発生しています。
川の土手や堤防を不織布シート(とコンクリートブロック)で補強して、台風や大雨がきても決壊や越水を防ぐことで、洪水などの自然災害の防災・減災に貢献しています。
また実際に災害が発生してしまった際の緊急復旧工事にも当社の製品が活用されています。
写真:河川護岸の欠損箇所において袋詰め根固め工を用いた緊急復旧工事の例
ゴール9
ゴール12
資源を効率的に利用、環境保全に貢献
当社では当社製品の原料としてヤシの実から取った自然由来の繊維や、不要となった車の内装材やカーペットなどのリサイクル繊維を使用して、天然資源の持続可能な利用、廃棄物の削減・再生利用、それらによるCO2の削減など、本業を通じて環境保全に貢献しています。
原料
ヤシ繊維を使用した製造工程の一部
ゴール9、 ゴール11、 ゴール12
開発途上国における強靭なインフラ整備とそれによる持続可能な消費・生産能力の向上に貢献
当社はカンボジアにおいてJICA(独立行政法人 国際協力機構)との取り組みを展開中です。
カンボジアでは雨期後の道路の損傷が激しく、物流にも多大な影響を及ぼしていますが、それに対応できる適切な技術がありません。
当社は自社の技術をカンボジアの道路崩壊対策に活かすべく、JICAと「中小企業・SDGsビジネス支援事業」のスキームにおいてJICAと連携し、実用化に向けた調査や活動を同国で行っています。
この取り組みはSDGsにも貢献するものとして、JICAより2回にわたり『SDGsパートナー』に認定頂いております。(詳しくは本ホームページ「トピックス」2020年9月23日付、及び2023年8月16日付記事をご参照ください)
当社は今後もこれまでの長年にわたる日本国内での実績とノウハウをもとに、カンボジアのみならず日本と同様に水害等に悩む諸外国においてインフラの強靭化とそれによる経済発展に寄与すべく活動してまいります。
カンボジアで多く見られる道路事情
カンボジアで事業化を調査・検討中の当社製品「ジオストリーム」
試験施工現場
地域貢献活動、社外発信活動
当社ではこうした当社の活動を学校や地域の方々へご紹介することにより、当社の本業を通じた
SDGsへの貢献についてよりよく知って頂くとともに、SDGsへの理解を深めて頂くべく、様々な
発信活動を行っております。詳しくは本ホームページの「トピックス」をご参照ください。
当社は上記の活動のみならず様々な分野でSDGsの実現にも貢献する活動を展開しており、その活動範囲はますます広がっています。
当社のこれからの明るい未来、持続可能な社会の実現に向けた活動にご注目下さい!