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カンボジア国の大学で特別講義を継続実施中

当社はJICA(独立行政法人国際協力機構)の中小企業・SDGsビジネス支援事業(「カンボジア国降雨浸透水による道路陥没防止のための排水シート導入ビジネス化実証事業」)として当社製品「ジオストリーム」のカンボジア国での事業化を調査検証中です(2023年8月16日付トピックス「JICA-SDGsパートナーに再度認定されました!」ご参照)。同国ではこうした道路、河川、港湾等土木分野で活用されるジオシンセティックス(土木用プラスチック/繊維製複合資材)が普及しておりません。当社国際事業部では当社の日本国内の実績とノウハウをもとに同国でのインフラ強靭化にも資するものとして普及啓もう活動を行っており、上記JICA事業の同国カウンターパートであるMPWT(カンボジア国公共事業運輸省。日本の国土交通省に相当)傘下の大学TSI(Techo Sen Institute of Public Works and Transport:カンボジア工科大学の実務研修センター)にて(株)愛亀様※と合同で特別講義を継続実施中です。
※(株)愛亀:本社:愛媛県松山市。舗装工事中心の建設会社。カンボジアでも現地法人2社(道路工事関係の建設会社とアスファルトを原料とした道路工事用資材の製造工場)が活躍中。

2023年10月に開催した第1回では学生2・3年生を対象にジオシンセティックスの基礎知識としてその歴史、種類、機能、使用用途、施工例など全般につき英語で講義致しました。参加された学生は将来カンボジア国においてインフラ整備等同国の発展に欠かせない分野を担う専門家となるべき人材であり、本講義においても非常に熱心に耳を傾けておりました。今後も更に専門性の高い内容を含め継続開催していく予定です。

当社はこれからも事業活動を通じて様々な視点から環境・社会への貢献を続けてまいります。

講義資料の一部

講義の風景

左から4人目:TSI Deputy Director / SAM Sophy氏。その左隣から国際事業部木村部長、近藤副部長、今川次長
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